「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル.15

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清水先生の表情というのは、

実は、その瞬間の自分の表情なのだ。

そのことに気付くようになったのは、

稲垣麻由美さんの「人生でほんとうに大切なこと」を読んでからです。

清水先生は、患者の心情に寄り添ってくれます。

そして、自分に寄り添ってくださる清水先生に、 患者は自分を見るのかも知れません。

だから、私は清水先生の表情に、私の心情を見出だしていたのかも知れません。

私の命は、誰かにお預かりした命。

今、この時、生かされている命。

清水先生との今年最後の時間に、

そんな想いを思い出しました。

この一年は、素晴らしき、美しき一年となりました。

ありがたいありがたい

そんな気持ちで過ごすことができました。

来たる一年は、また全ての皆様にとって、美しき日々でありますように。

 

ご機嫌よう、お過ごしを。