「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

5%の5年間.2 死ななかったらどうしよう

5年前の心配事のひとつは 「もしも、死ななかったらどうしよう」というものでした。 降水確率が95%ならば、雨が降ることを確信します。 雨が降らない確率は5%しかない。 数字というのは客観的な判断を行う時には便利なものです。 ですから、同様に 5年…

5%の5年間.1

精神腫瘍医の清水研さんの新著「他人の期待に応えない」は、 ミドルエイジクライシスで生きづらさを感じている人たちに 「ありのままで生きるレッスン」を提案する本です。 その中で、私も「自らのがん体験と向き合って(清水先生に)人生後半の道筋を示した…