「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル34

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大澤さんの言葉は、私の「会社のお荷物になる」という恐怖心を払い退けます。

会社のお荷物になる

他人様に迷惑をかけること(恥ずかしいこと)

恥ずかしいことを続ける

恥知らず

という私の「負のスパイラル」は止まりました。

なんのことはない。

私の視野が、極端に狭くなっていただけだったのです。

大澤さんは私にそのことを気づかせてくれました。

とはいえ、

視野が極端に狭くなっている人間を、冷静になって考えさせる。

ということを、誰もが出来るわけではありません。

大澤健二という人の言葉だからこそ。

さまざまなことへの対応に秀でている能力だけでなく、誰もが信頼できる誠実を持っている人の言葉だからこそ、

視野狭窄に陥っていた私を、冷静にさせることになったのだと思います。

大澤健二という、誰もが友だちになりたいと思わせるような人物を「親友」と呼べることは、私にとって誇らしいことであり、幸せなことです。