コントレイル.31
「5年以内に95%の確率で死ぬ」
という宣告を受けた時に、
私は、私に親しい
「静かに大切な人たちとの時間を持つ」
という選択肢を取ることも考えました。
そうでなくても、「痛みを堪えて」あるいは「痛みを抑えて」働らくことは、簡単ではありません。
趣味のようなことに時間を使う。
あるいは、身体を休めるだけでも、痛みの現れかたは違います。
実際、出勤する日と休暇日では、鎮痛レスキュー薬の使用量は全然違うのです。
しかし、そんな私が会社で働らくことを、
応援団長こと大澤健二さんはキッパリと支持してくれました。
それは大澤さんには、ある想いがあったからです。