「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル10

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星の王子さま」で、愛しむことで特別な存在を得ることや、誰かの特別な存在になることを知りました。

私の「人生でほんとうに大切なこと」は、

ようやくたどり着いた私なりの「死生観」なのだ。

あの頃の私は、そう思っていました。

しかし、今は少し違ったように思います。

私の「人生でほんとうに大切なこと」とは、

私が「機嫌が良い」ということです。

つまりは、私が幸せであることです。

「死生観」とは、「幸福観」ではないか。

私は視点を変えてみてみます。

私は以前の私とは違う私になったのだから。