「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル14

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私は整理します。

「がん患者やその家族に、『精神腫瘍医』の存在を知らせたい」

その想いを形にしたのが、「人生でほんとうに大切なこと」です。

けれども、その本が絶版の危機に瀕します。

そんな時に、その本を読んだ編集者が、「もしも一年後、この世にいないとしたら」を出版!

好評につき重版と新聞広告や首都圏JR車内広告なの広告展開を実施!

清水先生が「もしも一年後、この世にいないとしたら」は、「人生でほんとうに大切なこと」から生まれましたという旨の記述をしてくださったことで、「人生でほんとうに大切なこと」が再び売れ始める!

KADOKAWAが重版を決定!

という「物語」がありました。

私には、「精神腫瘍医」の存在が、もっともっと知られる必要があり、不思議な力が働いて、それぞれの本が売れたような気がするんです」

私の「日本一の精神腫瘍医」である清水研先生は、眩しそうな顔をしています。

そんな清水先生に、私はCTの結果を伝えました。

いつもは、「特に変化はないそうです」で終わりますが、今回は変化がありました。

「コントロールできることだけを、考えるようにします」

人生でほんとうに大切なことを知っている私は、清水先生に、そう伝えました。

面白いことに、私よりも清水先生のほうがショックを受けているように私には見えました。

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