「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル23

CT画像を精査した結果、大きな変化はみられなかった。

良かった、がんはリンパ節に留まっていた。

私のがんは「休火山」のままでした。

だとすると、

あんなに気分が悪くても、

あんなに痛みがあっても、

別に死ぬわけでは無いのか。

失っても 失っても 生きていくしかない

そんな言葉が過ぎりました。

今日は緩和ケア担当医とクスリの話しができました。

4年間の付き合いで、私の身体を良く知る名医。

その名医に相談しました。

死なないのなら、痛み止めのクスリの使い方を変える。

4年間は教科書通りにやってきましたが、

これからは自分の身体を使って試すことにします。

どんなに痛くても死なないのなら

どんなに苦しくても生きていけるのなら

私のすべての花を咲かせて生きていきましょう。

清水先生との時間は、そんな話しになりました。

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