「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル80

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話

痛みに耐える。

 

日本人の美意識としては、「さようならば」と、痛みに耐える姿こそが、美しいとされます。

 

昨日、私は顎の痛みで口が開きませんでした。

 

痛みに耐える。

歯をくいしばる。

眠っているうちは、歯ぎしりしてしまう。

顎が痛くなる。

 

という結果でした。

 

顎の痛みには、いつもの鎮痛剤が効かないことがわかりました。

 

稲垣麻由美さんの「人生でほんとうに大切なこと」の中には「人生」という「時間」の使い方、使われ方が記されています。

 

痛みに耐える時間。

痛みの無い時間。

同じ時間のはずなのに、長さが違うように感じます。

痛みに耐える時間なんて、無くなれば良いのに。