「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル89

絵本 星の王子さま

星の王子さま」で、

 愛しむことで特別な存在を得ることや、

 誰かの特別な存在になることを知りました。

 

 私の「人生でほんとうに大切なこと」は、

 ようやくたどり着いた私なりの「死生観」なのだ。

 

 あの頃の私は、そう思っていました。

 

 しかし、今は少し違ったように思います。

 

 私の「人生でほんとうに大切なこと」とは、

 私が「機嫌が良い」ということです。

 

 つまりは、私が幸せであることです。

 

 ということは

「死生観」とは、「幸福観」ではないか。

 

 私は視点を変えてみてみます。

 私は以前の私とは違う私になったのですから。

 

人生でほんとうに大切なこと がん専門の精神科医・清水研と患者たちの対話