5%の5年間 9 死んだらどうなるのか?
人は死んだらどうなるのか?
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人は死んだら何処に行くのか?
この『何処に』と書いた時点で、霊魂の存在を認めていることになります。
ところで『霊魂』とか言い始めるとスピリチュアルな話のようですが、
私はお盆やお彼岸にお墓参りや盆提灯を飾るなどを年中行事として行ってきました。
ですから、『霊魂』といっても特別にスピリチュアル系のお話だとは思えません。
何より、お能では死者の霊魂が主人公である演目も多々あります。
多くの日本人が、『霊魂』の存在を信じていたのだろうし、
これからも信じるであろうこと、
何よりも私の家族が信じることが決定的な答えになりました。
もしかしたら、私は死んだら何も残らず、ただの塵になるのかもしれない。
けれども、遺された家族は、私の霊魂の存在を信じるのならば
その家族の思いが一番大切なのです。
なんたって、私は既にこの世にいないのですからね。
私の気持ちなんてどうでもいいのです。
遺される家族や友人の気持ちの方が大切です。
これこそが現実的な選択だと思われました。