5%の5年間.14 死んだらどうなるのか?
人は必ず死ぬ。
人が死ぬということは、
その人が誰かと共有した時間や感情も消えてなくなる、ということ。
それは、自分の中の時間や感情を失ってしまうということ。
それでも、自分と共有した時間や感情を、憶えてくれる人がいたとしたら。
好きでもない人に好かれるのではなく好きな人に、より好きになってもらう。
死を前にした時、残りの時間の使い方はシンプルです。
好きな人と一緒に過ごす時間を増やす。
ということは、1日は24時間と決まっているので
必然的に、嫌いな人とは会わないようにする。
ということになります。
嫌いな人は自分を磨くための『鏡』であるから
嫌いなでも魅力を見つけ出して、付き合えるようになる。
その結果、成長できる。
かつては、そんなことを目標にしていました。
しかし、残念ながら時間がない。
強いて嫌いな人の中で、嫌うことをやめて好きになる努力をする
とするならば
その相手は『自分』だけです。
自分のことは、せめて自分だけでも好きでいてあげる。
どうせ死んでゆくのだから、
せめて自分を好きになって死にたいものです。
これは人生でほんとうに大切なことだと思います。