5%の5年間.ドラマなどでは語られることはない
進行性肺がん、5年生存率5%の診断を受け、
治療が成功したおかげで、5年を過ぎた今でも生きています。
おまけに、働くことさえできています。
ドラマなどでは、治療に成功し、命をつなぎ留めました。
で、ハッピーエンドとなるのでしょう。
しかし、命をつなぎ留めたのだから、ドラマは続きます。
治療することで傷ついた神経細胞の「痛み」
医療麻薬でも抑えることができない「痛み」があることを知りませんでした。
普通に考えて、
命がつながったこと>痛み
ですから、語る価値のないことなのかもしれません。
「痛いのは生きている証拠」ということも理解できます。
とはいえ、「痛い」のはやはり応えます。
「痛み」を抱えてのドラマを続けることになります。
いずれにせよ、私は「人生の途中」にいることになります。
途中である限り、バッドエンドではない。ということも言えるでしょう。