「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

コントレイル17

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2020年1月8日朝7時のアラームが鳴ります。

朝の医療麻薬と神経疼痛剤と便秘薬を飲んでベッドに戻りましたら。

次の8時のアラームで、オキノームを飲んで、電気カミソリでヒゲを剃りながら、クスリからの覚醒を待つ。それが、私の目覚めの流れです。

そして8時半には着替え終わり、50分に出社。

それが私の出勤のルーティンです。

けれども、今朝は、9時過ぎにベッドにいました。

私は痛みの為か動けません。

私の出社時代は10時からです。

私はしかたなく、会社に体調不良での年休取得を報告します。

有給休暇も残りわずかです。  

治験や医療麻薬を処方してもらいに通院するたびに、

有給を使います。

その有給の残りはわずかです。

不安になりますが、今朝のように起き上がることさえできない日もあります。

いつか、コントロールできるかも知れませんが、

いまは、私の身体にはかなわないので、

黙って寝ています。

私の敵は、まさに、私の身体の調子だけですから。