「人生でほんとうに大切なこと」 精神腫瘍医との対話

「5年生存率5%」のがん患者が、がん専門の精神科医と共に歩んで来た「絶望の淵から希望の星まで」の道程

レジリエンス 9

清水先生は、こんな話かたをします。

 

「成長と呼ぶ人もいます」

そして

「成長と呼ぶことを、嫌う人もいます」

 

清水先生は、一体、どれだけの「死に直面した話」を聞かされたのでしょうか?

 

しかも、その話はどれ一つとして同じ話はないのです。

 

「答えは私の中にある」

コーチングを学んだ時からずっと、そう理解していたはずでした。

 

けれども、ほんとうに理解をしていたわけではなかったのでしょう。

 

清水先生とのセッションを重ねることで、ようやく理解したような気がします。

 

「答えは私の中にある」

 

私が欲しいものを、私はとっくに持っていたのです。