レジリエンス13
ドラマならば、例えば治療が終わったら ハッピーエンドなり、バッドエンドなり、 物語は終わります。
しかし、生きている限り、人生は終わりません。
なにしろ「実写版」ですからね。
どんなに痛くても、
寒けがしても、
冷や汗をかいても、
眠れなくても
人生は終われません。
いや、終わりません。
生きている限り、バッドエンドはないんです。
だって、まだまだ、続くから。
生きていて、誰かとつながってさえいれば、
それは、未来とつながっているということです。
世界の未来とつながっている。
生きているということは、おそらく、そういうことです。
清水先生とたどり着いた場所で、私はそう思うようになりました。